将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(16)が7月31日、順位戦C級1組の3回戦で西尾明六段(38)との対局で、史上最年少16歳0カ月で、通算100局に到達した。2016年10月のプロデビューから2年足らずでの到達は、デビュー直後の29連勝など、基本的にトーナメントが多い各棋戦を勝ち進んだからできた偉業であることに他ならない。数字の上でも100局して85勝15敗、勝率.850は中原誠十六世名人と並ぶ史上1位タイというとてつもない数字だが、白星と黒星を丸印で並べてみたところ、圧巻だった。