8月3日に行われている横浜DeNA対広島の13回戦で、照明と曇り空の“合わせ技”によってセンターの桑原が完全にボールを見失ってしまう事案が発生。今季の横浜スタジアムでたびたび発生している照明ヒットに、ボールを追った桑原も両手を広げて「完全にお手上げ」といった様子だった。
![横浜DeNA“守備の名手”・桑原、ハマスタの薄暮&照明に「完全にお手上げ」](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/3/9/724w/img_394eb888c3211e926afe2a846fd95a57401847.jpg)
2回、広島がメヒアのホームランで1点を先制。その後、無死二塁の状況で、広島の8番・會澤がレフト前ヒットで続くと、1死一塁・三塁となって迎えた1番・田中の当たりは、犠牲フライになるかどうか、といった詰まった打球。センターの桑原にとってはイージーなフライのように見えた。
しかし、ハマスタの薄暮の曇り空に舞い上がった白球は、空と照明に溶け込んでしまう。桑原はフライを追って前進する足を止めて「お手上げ」のポーズ。そのまま打球は無情にもセカンドの後方へ落下し、タイムリーツーベースとなって2対0と広島にリードを広げられてしまった。
![横浜DeNA“守備の名手”・桑原、ハマスタの薄暮&照明に「完全にお手上げ」](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/0/3/724w/img_032b2762d02fdccb2c11f2d1fe66c7f1486879.jpg)
一連のプレーについて、AbemaTVの中継で解説を務めていた林昌範氏(34)も「外野手としては今の時間帯は一番見えにくいですからね」と説明。これまでに何度も同じようなシーンを見てきた横浜ファンの視聴者からも「クワで捕れないなら仕方ねぇ」「LEDのせいか」「薄暮で見えなかったか」「この天気見えないんだわな」といった同情の声が寄せられていた。
その後も1死二塁・三塁と横浜DeNAのピンチが続いたものの、先発の東が後続の菊池と丸をゴロアウトに仕留め、見事、最小限の失点でピンチを切り抜けた。
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