![「初回、初球から全力で」横浜DeNAラミレス監督、ここ7試合続けて先制点の献上が続く先発投手陣に注文](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/9/c/724w/img_9c083b5f5698e10583fabce0d21f132e622199.jpg)
5日に行われる対広島15回戦、その試合前に報道陣の取材に応じたラミレス監督が、ここ7試合続けて先制点を許している先発投手陣に言及。「初回、初球から全力で」と注文をつけた。今日の先発マウンドを託すのは、9試合に登板して2勝6敗の今永昇太投手(24)。昨シーズン11勝を挙げた左腕が、指揮官の期待、注文に応えることができるのか注目が集まる。詳しい内容は以下の通り。
― 先取点を取られる試合が続いているが
昨日だけでなく、そういう試合が何試合か続いている。そこを抑えて先取点が取れれば試合を優位に進められる。先取点を取ることが鍵になる。
― 今日先発の今永については
今日なら時間的にも余裕ができるかなと。前回の広島戦が中止になったから、今日はしっかり準備をして余裕を持って投げられると思う。
― 広島は初回に点を取った試合の勝率が高い。1番の田中を抑えることが重要になる?
もちろん田中を抑えることは重要だが、田中を打ち取っても丸と鈴木などリーグトップの選手がいる。先頭を切ることは重要だが、どの打者に対しても気をつけなければいけない。前にも言ったが、先頭をヒットで出すのは仕方ないが、四球が1番ダメ。とくに追い込んでから四球というのは1番よくない。
― 四球とヒットの差については
シングルと四球では「一塁に出る」ことは一緒だが、イメージ的に打たれるのと追い込んでから四球を出すのは、「集中力はどうなのか」など、色々と考えさせられてしまう。
― 先発投手の入り方はどうか
人によっては初回からどんどん行く人もいれば、ペース配分を考えて慎重に行く人もいる。うちは若い先発が多いので、今日7回投げる! という気持ちは良いが、ペース配分をしながらみたいなことをすると序盤に点を取られてしまう。あくまでも初回、初球から力を出し切って投げてもらうのがいいかなと思う。ピッチャーにもよるが、「7回を投げる」とは考えず、まず初回を抑えることを考える。そして結果的に5回まで投げて欲しい。
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