5日に行われた横浜DeNA対広島15回戦は、終盤・9回裏にロペスの同点タイムリーが飛び出して延長戦に突入するも、10回表広島の攻撃、守護神・山崎が勝ち越し点を許して横浜DeNAは5対6で黒星を喫した。
試合後に報道陣の取材に応じたラミレス監督は「ああいう粘りは、ロペスそのものに必要だった」と振り返ると、「ここ何試合か調子を落としていたので、ここから調子を戻してもらえれば」と続け、今後の活躍に期待を込めた。
広島の6番手・中崎との勝負は9球目に決した。粘りに粘ったロペスが、中崎が投じた外角低めのストレートに巧くバットを合わせると、ライトへのタイムリーツーベース。その瞬間、指揮官は感情を露わにして喜びを爆発させた。
「打線の繋がり」を欠くことが多い最近のチーム状況にあって、チームバッティングに徹して結果を示したロペスのこの一打が、打線の目覚め、復活の狼煙となることに期待したい。
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