8月10日に行われている横浜DeNA対阪神の15回戦で、阪神のメッセンジャー投手(36)が2回に“ジエンゴ”となるタイムリーヒットを放った。今季のメッセンジャーはこのカード、ここまで5試合に登板して5勝負けなし。横浜DeNA、さらにファンにとって天敵となるメッセンジャーの一打に、AbemaTVのファンからは「メッセ、打撃もか!」という声が寄せられた。
2死二塁・三塁のチャンスで迎えた2回の第1打席。打つ気満々でバッターボックスに立ったメッセンジャーに対して、横浜DeNAの東は2ボールとカウントを悪くしてしまう。AbemaTVで解説を務めていた齊藤明雄氏が「打ってこないと思ったらダメですよ。バッターと同じようにインコースをドーンと攻めないと」と語った直後、ストライクを取りにきた3球目の外角ストレートをメッセンジャーは見逃さなかった。
外角やや高めのストレートをしっかりと振り抜くと、打球は一・二塁間を抜けてライト前に転がるタイムリーヒット。東の投じたこの一球について、齊藤氏は「アウトコースに構えた時点で危ないと思いました。ピッチャーとしては一番打ちやすい球ですよ。バットを出せば当たるところですから」と悪い意味で“予感的中”の配球に苦言を呈していた。
一連の場面について、AbemaTVの視聴者は、「言い当てたの凄すぎw」と齊藤氏の解説を絶賛。また、一塁上で微笑みを浮かべるメッセンジャーに対して、阪神ファンからは「ニコニコw」「うれしそう」といったコメントが相次いでいた。
現在試合は5回を終えて3対0。阪神がリードを奪っている。
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