8月12日に行われた横浜DeNA対阪神の17回戦で、横浜DeNAの桑原将志外野手(25)が放った打球が、阪神のサードを守る名手・鳥谷敬内野手(37)、さらに三塁の秋村塁審の股を“ダブル”で抜く珍しい場面があった。
 問題のシーンは7回、横浜DeNAが9対3と阪神をリードしている場面で訪れた。先頭打者の桑原が放った球足の速いゴロがサードの鳥谷を強襲すると、芝生の切れ目で微妙にバウンドが変わったのか、打球は鳥谷が伸ばしたグラブをかすめて股を抜けてしまう。