
阪神タイガースの梅野隆太郎捕手(27)が、今年100回目を迎えた全国高校野球選手権大会に関連して、自身が福岡工業大学付属城東高校野球部に在籍していた当時を振り返った。
日本プロ野球選手会では、「高校野球100回記念大会応援企画『高校野球は僕らの原点だ』」を実施しており、母校のユニフォームを着た選手たちの高校球児への応援メッセージを、日本プロ野球選手会の公式YouTubeやInstagramなどで公開している。8月12日には、横浜DeNA対阪神17回戦のAbemaTVによる中継において、梅野のメッセージが公開された。梅野は公式戦通算24本塁打を放つも、チームとしては春夏を通じて甲子園出場を果たすことができなかった。
「心・技・体、心の強さや礼儀を培ったことが大きかった」と3年間の高校野球生活を振り返った梅野は、中でも思い出深かった出来事に、県大会ベスト8で敗れた最後の夏の敗戦を挙げ「3年間ともに汗を流したチームメイトと味わった悔しさ。負けたことが一番の思い出」と晴れやかな表情で話した。
現在、甲子園で熱い戦いを繰り広げている高校球児に対しては「勝っても負けても、その1球に対する強い思いを持って、悔いの無いように頑張ってほしい」とエールを送った。
なお梅野は、11日の試合で1本塁打を含む3打数2安打2打点2得点の活躍を見せるも、メッセージが公開された12日の試合では、残念ながら出場の機会は無かった。
(C)AbemaTV




