19日の試合を終え、ここまでチーム最多の51試合に登板する横浜DeNAベイスターズ中継ぎの柱・砂田毅樹投手(23)がインタビューに応じ、62試合に登板した昨シーズンとの違い、その他チーム内の知られざるエピソードなどを披露した。
「たくさんチームに貢献できればいい」と今シーズンを淡々と振り返った砂田。自身の登板機会が分かってきたことによる「気持ちの切り替え」を昨年までとの違いに挙げると、「無駄な気疲れ」を減らすことが年間を通して投げ続けるためには必要と続け、精神的な成長を口にした。
昨年8月にヒゲを伸ばしていたことについて話が及ぶと、「投手陣皆で髭を伸ばそうとパットンが言い始めた。一番年下だったので、断ることができなかった」と苦笑いを浮かべる場面もあった。
話題は逸れ、砂田の足の速さに……。2016年には広島・丸が砂田の足の速さに言及したこともあるほどだが、そのことについて本人は「最近は計ってないので分からない」と前置きをしながらも「足には自信があります。(50m)6秒切るくらいじゃないですかね」とさらり。しかし驚いたことに、横浜DeNAの投手陣の中には、その砂田以上、さらには野手も含めてチーム1、2を争う俊足がいるというのだ。それは、2015年に育成契約を結んだ後、今年7月に見事支配下選手登録を勝ち取った田村丈投手(25)。
今季は8月1日の対巨人16回戦1試合のみの登板にとどまている田村だが、先発陣の不調に伴う「中継ぎフル回転」のチーム状況が続いているだけに、まずはその雄姿をマウンド上で披露してもらいたいところだ。
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