今季5勝目を目指す巨人の内海哲也投手(36)が、強力な横浜DeNA打線だけでなく、痛みもねじ伏せた。
 8月21日に行われた横浜DeNA対巨人18回戦の2回、横浜DeNA先頭の宮崎が放った強烈なゴロが、内海の右足を直撃。「弁慶の泣き所」とも呼ばれるすねの部分で、左腕の内海が踏み出す足だっただけに、必死に体を傾けたものの、かわすことはできなかった。
 それでもタフさも自慢のベテランは、ベンチに下がることもなく、しばし時間を取っただけでそのまま続投。気迫を見せて、後続を抑えた。中継していたAbemaTVでは、視聴者から「痛そう」と心配する声が相次いだが、その後の好投ぶりにホッとしたコメントも寄せられていた。