横浜DeNAの守備の名手2人が、華麗な併殺プレーでファンを魅了した。8月21日に行われた横浜DeNA対巨人18回戦の5回、無死一塁から巨人田中の二遊間へゴロを、セカンド柴田が逆シングルで捕ると、そのままふんわりと絶妙なバックハンドグラブトス。これに瞬時に対応したショート大和も難なく捕球し、一塁へ送球。あうんの呼吸でこれぞプロ野球というプレーを見せた。
 セカンド柴田は守備力が売りで、昨年はシーズン終盤にポジションを獲得した選手。またショート大和は柔らかい打撃と、抜群の守備力の評価が高く、今季から横浜DeNAでプレーしている。今季は倉本、石川ら複数の選手を入れ替えて使う起用法になっているが、2人のコンビ息ぴったり。このプレーには中継していたAbemaTVのコメント欄にもファンから「最高の二遊間」「これぞプロ野球」と、プロ野球でもトップクラスの守備を絶賛する声が続いていた。