![「ようやく脚の長さが生きた(笑)」 7回無失点で連敗脱出に貢献の横浜DeNA・井納](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/3/c/724w/img_3cd1639ab76d11f94490c496b892503b661730.jpg)
8月22日の横浜DeNA対巨人の19回戦は、横浜DeNAが2対0で連敗を脱出した。先発の井納翔一投手(32)は直球とフォークが冴え、7回105球を投げて被安打3、無四球・無失点の好投で4勝目。中継ぎ陣も8回の満塁のピンチで三嶋一輝投手(28)がパーフェクトリリーフ。打線は巨人の先発・吉川光の前に苦しんだものの、主将の筒香嘉智外野手(26)の26号2ランホームランで奪ったリードを最後まで守り切った。
今季初めてお立ち台に上った三嶋は満塁での登板について、「いつもいいピッチングをしてくれているパットンのカバーができて良かった」と充実の表情。投球だけでなく守備でも見事なベースカバーを見せた井納は「ようやく脚の長さが生きたかな」と冗談を交えて喜びを語った。ヒーローインタビューの全文は以下の通り。
(三嶋)
――まずは8回ツーアウト満塁の場面を抑えた三嶋投手に伺います。痺れましたね!
はい、良かったです!
――ちょっと冷静に振り返りましたが、あの場面、準備はできていましたか?
そうですね。準備はできていたので、苦しい場面だったんですけど、今年1年やっていることをマウンドで出そうと思って、結果的に抑えられて良かったです。
――本当に今年はフル回転の三嶋さんですが、みなさんお待たせしました。お立ち台は初です!
ありがとうございます!
――なかなかセットアッパーはお立ち台に呼ばれる機会も少ないと思うのですが、この景色、今シーズン初ですがいかがですか?
そうですね。なんだかすごく昔のことのように感じます。
――本当に今日はチームを救うピッチングだったと思いますが、ダグアウトに戻ってからパットン投手といろいろ話をされていました。どんな話をしていたのでしょうか?
リリーフ陣は誰かが誰かをカバーしなければいけないので、今日はいつもいいピッチングをしているパットンのカバーをできて、すごく嬉しいです。
――本当に今年は苦しい場面での素晴らしいピッチングが数多く見られる三嶋投手ですが、ご自身ではなにが要因と感じているのでしょうか?
今年結果を出せなければ、僕自身「もうダメだな」と。それくらい腹を括ってこの1年、臨んでます。
――いよいよ今日のゲームが終わって残り35試合ということになりましたが、三嶋さんからこの後のチームの戦い、ファンに向けてお願いします。
本当に勝つためにやっているので、チームのために少しでも貢献できるように、これからも毎日全力で戦っていきます!
――またお立ち台で待っています。
(筒香)
――続いては、勝負を決めたキャプテンの一発、筒香嘉智選手です。ナイスバッティングでした!
ありがとうございます!
――8月1日には吉川投手にやられているというチーム状況の中で、きっちりやり返しましたね。
本当に井納さんが素晴らしいピッチングをしていましたので、なんとか打つことができて良かったです。
――やっぱりキャプテンも井納さんを待ってましたよね。
もちろんです!
――残り35試合ですが、ファンのみなさんに筒香選手からも一言お願いします。
1試合1試合、全力で頑張りますのでご声援よろしくお願いします!
(井納)
――キャプテンが短めにして「井納さんに聞いてください」ということですので、井納さんにはたっぷり伺います。ナイスピッチングでした。
ありがとうございます。
――そして井納さん、おかえりなさい。
ただいまです。はい(笑)。
――立ち上がりから先頭バッターを出しての3者連続三振でしたが、振り返っていただけますか?
そうですね。1アウト三塁ですか? そこで開き直って投げた結果が良かったと思います。
――そして今日の井納さんは7回を投げて散発の3安打、無四球という完璧な内容でしたね。
筒香が先に点を取ってくれたこともありますし、キャッチャーの伊藤のリードが素晴らしかったので、そのおかげです。
――談話では「試合前のブルペンでは調子があまり良くなかった」というお話もありましたが、そのあたりはどうだったんでしょうか?
まあ、すごい悪かったですね(笑)。
――しかし投手戦となったわけですが、キャプテンのホームラン、どうでしたか?
素直に嬉しかったです。
――そして今日は味方の守り、井納さん自身もベースカバーで脚の長いところを見せましたね。
そうですね。やっと脚の長いのが生きたかなと思います(笑)。
――苦しかったファームでの調整だったかと思うのですが、どんなことを意識して取り組んでらしたのでしょうか?
本当に基本に戻って、自分の持っているものの精度を上げるだけだと思ったので、それをやってきました。
――では最後に、今日集まった満員の横浜DeNAファンに一言お願いします。
暑い中、声援をありがとうございます。明日以降もチーム一丸となって戦っていくので、スタジアムに足を運んでいただきたいと思います。
――もちろん次回も、今シーズン残りみんな勝つという気持ちでファンは待っていていいですね?
はい、頑張ります!
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