![新人王は「まだ早いかな……」と苦笑い 7回無失点で8勝目を挙げた横浜DeNA・東](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/b/5/724w/img_b547e779f5d15f91d1decd9e9885ac54688893.jpg)
8月23日に行われた対巨人20回戦は、横浜DeNAが6対0で勝利。実に8カードぶりとなる同一カードでの勝ち越しを決めた。先発の東克樹投手(22)が7回を無失点に抑え、その熱投に応えるように野手陣も好守を連発。打線もソト外野手(29)と筒香嘉智外野手(26)がそれぞれ2本ずつホームランを放つなど、一発攻勢で巨人の先発・山口を打ち崩した。
「東が投げる日だったので、なんとか先制点を取りたかった」とルーキー左腕への信頼を明かしたソトは、シーズン途中からのスタメン定着にも関わらず、すでに25本とホームランを量産。タイトル獲得の可能性について問われ「なんとか目指していきたい」と意気込みを語った。また、8勝目を挙げた東は新人王の大本命。インタビュアーにそのことについて問われると「まだ早いかなと。結果は後からついてくるので……」と苦笑しながら謙虚に答えていた。ヒーローインタビューの全文は以下の通り。
(ソト)
――まずはソトさん、先制ホームランから振り返ってください。
今日は東が投げる日だったので、「早く先制点を取りたい」という気持ちがありました。自分のホームランで先制することができて良かったです。
――そして追加点、2本目のホームランもいい当たりでしたね。
そうですね。2本目のホームランの方が1本目よりも完璧でした。
――東選手が投げるときは野手目線から見てどうなのでしょうか?
本当に東はシーズンを通して毎回いいピッチングをしてくれているので、野手もすごく助かります。
――試合数が少ない中で25本のホームランです。ちょっとタイトルも狙えるかな? という感じがするんですが、いかがですか?
(満面の笑み)チャンスがあるかどうかわかりませんが、なんとか目指していきたいと思います。
(東)
――そして東投手、8勝目おめでとうございます。
ありがとうございます。
――今日は中5日という感覚でしたが、どうだったんでしょうか?
正直、体は疲れていたんですが、チームの連勝のために頑張って投げようと思いました。
――1回にはピンチがありましたが、どんな気持ちで投げたんでしょうか?
ここ最近ピッチャーがずっと先制点を取られていたので、「絶対に取られないぞ」という気持ちで頑張って投げました。
――その中でソト選手が打ち、そして筒香選手が打ち、バックの援護はどうでしたか?
先制点を取ってもらえたことで気持ち的にすごく楽に投げることができたので、野手の皆さんには感謝しています。
――今シーズンはチームがハマスタでちょっと苦労している中で、東投手は自身6勝目です。
ハマスタで勝つことでファンの皆さんもすごく声援を送ってくださるので、やっぱり「ハマスタで勝つことが大事なんだな」と思いました。
――ソト選手にも聞いたんですが、これで8勝目。10勝も見えてきて、新人王のタイトルも……。ちょっと早いですか?
まだ早いかなと思います(笑)。目標である2桁勝利に向かって「目の前の試合をしっかり投げる」という気持ちで取り組んでいます。結果は後からついてくるので、それは後々……。はい(苦笑)。
――残り試合に向けて、頼もしい一言をお願いします!
これからもチームのために貢献するので、ファンの皆さんも声援よろしくお願いします!
(ソト)
――そしてソトさんも、この後の試合に向けてお願いします!
今日みたいにすごく勢いを付けて、今2連勝しているので、これからもっともっと勝って、なんとかプレーオフ圏内に行きたいと思います!
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