24日、首都大学東京が2020年4月に「東京都立大学」に改名する手続きに入ったことを正式に発表した。大学の改名、さらに同じ名前に戻すことは非常に珍しく、大きな話題を呼んでいる。
2005年、東京都立大学、東京都立科学技術大学、東京都立保健科学大学、東京都立短期大学を統合して設置された首都大学東京は東京・八王子市など都内7か所にキャンパスを置き、学生数約9000人を抱える公立大学だ。「今までの日本にない全く新しい大学をつくる」という公約を掲げていた石原慎太郎元都知事の下で統合・設置に至り、名前は公募の中から最終的に石原氏が判断したとされている。