2対2の均衡を破ったのは、指揮官が「意外性の男」と称した伏兵の一発だった。
![視聴者「まるで中村ノリ」 横浜DeNAの伏兵・嶺井、値千金の“豪快バット投げ”弾が炸裂](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/3/3/724w/img_331e6bcf6605f7c3d9633f0794b0cf0f689241.jpg)
28日に行われた横浜DeNA対中日の21回戦、横浜DeNAの7回の攻撃、中日先発のガルシアが投じた5球目、144kmの真っすぐを嶺井が振り抜くと、白球とともに「バットが」ハマスタの夜空に高々と舞い上がった。
打球はそのままバックスクリーン左に飛び込む4号ソロとなり3対2。続く8回にもソトのこの日2本目となる27号2ランで追加点を挙げた横浜DeNAが、中日の追撃をかわして5対3で勝利。嶺井の一発は、チームを勢いづける値千金の一発となった。
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「(打球の)角度は高かったけど、自分のスイングができた」と振り返った嶺井は、バットを放り投げた直後、両手をバンザイ。ホームランバッターさながらの堂々たる立ち振る舞いでファンを熱狂させた。
試合後、嶺井の本塁打に言及したラミレス監督は「ノースリーの後、『待て』ではなく『打て』の指示を出した。直後の1球はミスショットだったが……併殺の後、2死ランナー無しからの嶺井の一発は予想していなかった。嶺井は意外性のある選手」と嬉しそうに話し、伏兵の一発を称賛した。
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このシーンでは、とくに豪快なバット投げにAbemaTV視聴者も大興奮。「めっちゃ綺麗なホームランw」「奇跡の男」「バット投げww」といったコメントに並び、先日、NPBを事実上引退した強打者・中村紀洋氏を引き合いに出して「まるで中村ノリ」といった声まで聞かれていた。
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