8月28日に行われた横浜DeNA対中日の21回戦は、2対2と同点の7回に値千金の4号ソロを放った嶺井博希捕手(27)の活躍などもあり、5対3で横浜DeNAが勝利した。
 この日の嶺井は、攻守にわたって溌剌としたプレーを見せたが、4回には中日先発・ガルシア投手(29)のフルスイングしたバットが嶺井の側頭部を直撃。一時はハマスタが騒然となるなど、良くも悪くも“大当たり”の1日となった。
 2対0と横浜DeNAリードの4回、中日は福田のタイムリーで1点を返し、なおも2死満塁と横浜の先発・平良を攻め立てた。このチャンスで打席に入った9番のガルシアは、投手とはいえ“打つ気満々”。しかし、このガルシアの本気度が嶺井にとっての悲劇を生んだ。