女子体操の宮川紗江選手が告発したパワハラ問題。31日、日本体操協会の塚原夫妻は書面でコメントを発表。「決して宮川選手を脅すための発言はしていません」「宮川選手に対して朝日生命体操クラブへの勧誘は一切行っていません」等、宮川選手の会見での発言について否定や釈明をしつつも、「私たちの言動で宮川選手の心を深く傷つけてしまった」と謝罪もしている。
 その一方、夕方には音声データを公開。これは今年7月、「合宿から帰りたい」と申し出た宮川選手と塚原強化本部長によるやりとりの一部で、「所属契約をめぐって宮川選手が弁護士を立てて争っているような状況だったので、念のため、録音した」、「私たちが保有している宮川選手との録音内容をお聴き頂ければ、私達が決して高圧的な態度ではないということは お分かり頂けると思っております」と、録音と公開の理由について説明している。