![「本人が“行かせてくれ”と」横浜DeNA・ラミレス監督 「今季一番」のピッチングを見せた井納の熱い気持ちを代弁](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/6/e/724w/img_6e90acc827773a0fe873a0eced59ea01686023.jpg)
9月7日の対ヤクルト20回戦に4対1で勝利した横浜DeNAは、今季ここまで7勝12敗と分が悪かった相手を振り切って、クライマックスシリーズ進出を争う上位陣との差を縮めた。
横浜DeNAの先発・井納とヤクルトの先発・原との投手戦になったこの試合。7回に筒香、ソト、桑原の3連打で横浜DeNAが先制し、8回には2番・宮崎の24号2ランホームランと3番・ロペスの19号ソロホームランで4対0とリードを広げた。守護神の山崎が9回に無死満塁の大ピンチを招くも、山田を併殺打に仕留めて1失点で踏ん張りゲームセット。結果的には8回の2発による追加点が大きかった。
試合後、横浜DeNAのアレックス・ラミレス監督(43)は、初回に坂口の打球が右足に直撃した井納について「ちょっと無理かなと思った」ものの本人が「行きたい」と志願したことを明かし、「素晴らしいピッチング。今年一番の出来だった」とその力投を称えた。インタビューの全文は以下の通り。
――まず井納投手のピッチングについて、1回にいきなり打球が足に当たりましたが、あれでスイッチが入ったような感じでしたね。
あれでボールを当てられてから、「むしろ良くなったのかな」という感じでした。1回ベンチの奥に返ってきた時は「これはちょっと無理かな」と思ったんですけが、本人は「行きたい。ぜひ行かせてくれ」と。本当に今日は素晴らしいピッチングで、今年一番のデキと言っても過言ではないと思います。
――ラミレス監督のリクエストでダブルプレーが取れたのも大きかったと思います。
あのプレーの直後に井納とロペスが「アウトだ!」とジェスチャーをしていたので、その通りにリクエストをしました。それがダブルプレーになって、いいリクエストができましたね。
――そこから打線も奮起しました。
あの場面から、こちらに流れが来たと思います。本当にチーム一体となっての勝利でした。
――いい勝利で連戦の初戦を取りました。こういう勝ちが続いていくと上位も目指せるかと思うのですが、いかがでしょうか?
明日の試合が非常に重要ですね。初戦を勝ってもその後に2つ負ける、というパターンが結構これまでにもあったので、そのパターンにならないように、明日も必ず勝っていいシリーズにしたいと思います。
――ファンの後押しもあると思います。ぜひ明日の試合に向けてメッセージをお願いします。
いつも全力でサポートしてくれて、本当にありがとうございます。明日戻ってきて、またベストを尽くして勝ちたいと思います。
――ありがとうございました。
(日本語で)ありがとうございます。
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