9月8日に行われた横浜DeNA対ヤクルト21回戦の5回、ヤクルト先発のカラシティーが1回に打たれた先制3ランを取り返す豪打と、絶妙なスライディングを見せた。
 5回、1死から打席に入ると、打率3割を超え“神宮の二刀流”ともいわんばかりに、レフトへ強烈な二塁打を放つと、続く坂口のヒットで三塁へ。さらに上田の3球目、横浜DeNA今永のスライダーを捕手の伊藤が弾いたのを見ると、迷わず本塁に突入した。
 ぎりぎりのタイミングだったが、ここでカラシティーは野手顔負けの絶妙なスライディング。今永の差し出すグラブを見事にかいくぐると、横浜DeNAラミレス監督がリクエストを要求する微妙なプレーだったが、判定は覆らず同点のホームを自ら奪い取った。