<大相撲秋場所>◇初日◇9日◇東京・両国国技館
横綱・稀勢の里(田子ノ浦)が前頭筆頭・勢(伊勢ノ海)を寄り切りで下し、今年の初場所2日目に北勝富士を寄り切りで下して以来、237日ぶりの白星を挙げた。
稀勢の里は、昨年の夏から8場所連続休場、直近3場所は全休で、今回の秋場所が進退のかかる場所と注目を浴びていたが、約8カ月ぶりの本場所での土俵で、立ち合いから積極的な相撲を見せた。ただ1人の“和製横綱”が久々に挙げた勝利に、館内も割れんばかりの大喝采だった。
中継していたAbemaTVで解説を務めた、元横綱・大乃国の芝田山親方も「まずは1勝。とにかく一番一番勝つこと」と語っていた。。視聴者からも「よかった」「泣きそう!」と多数コメントが寄せられていた。
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