元ロサンゼルス・ドジャースの日本担当スカウトで、現在はアリゾナ・ダイヤモンドバックスの顧問を務める小島圭市氏(50)が、現在セ・パ12球団で行われている日本のプロ野球について球団数の増加や、独立リーグの活性化など、選手にとってメリットがある改革を熱望した。
 小島氏は9月10日に行われた六大学野球・秋季リーグ戦のAbemaTVによる中継に、解説として登場。長きに渡り選手を発掘し、プロの世界に送り込んできた同氏は、より多くの選手がプロでのチャンスを掴みにくい状況について、熱く語り始めた。過去に何度も話題に上がった球団数については「数はともあれ、球団数を増やすのは大賛成」と断言。「4000校、高校野球がある中で、プロが12チームしかない。それに独立リーグはやっとこさっとこやっている。あれをもう少しプロらしくしないとダメ」と、NPBにチーム数を増やすだけでなく、独立リーグがよりプロ球団として成長しないことには、活性化につながらないと指摘した。