お笑いコンビ・キンボシの西田淳裕が、親交のある大相撲の横綱・白鵬から、コンビ名に「キンボシ」について、「横綱になるつもりないんか。芸能界で金星を取られる側にならないとダメなんじゃないの」と、愛ある一撃を受けたエピソードを披露した。
 相撲好き芸人として知られ、トーク番組や中継にゲスト出演する機会も多い西田の「相撲デビュー」は5歳のころ。出身である鹿児島県・徳之島に第46代横綱・朝潮太郎の像が作られた際、その除幕式に小錦らがやってきた。「おじいちゃんとか、おばあちゃんとか泣いて喜んでるんですよ。幼心にかっこいいなあと思って、刷り込まれちゃった感じですね」と、それから相撲には何かしらの形で触れて生きてきた。上京し、都内の大学に通い始めた後、両国国技館で生観戦した直後から相撲愛がさらに覚醒。「それから相撲漬けですね」と、芸人となった後もチェックは欠かしたことがない。「土俵の上で戦っていた人が、すぐそばを通るってのがたまらないですよね。今でも入り待ち、出待ちしますけど、この後ご飯に行く約束をしている関取だったとしても、見ていてゾクゾクします」というほどの大ファンだ。