14日の対巨人22回戦で、横浜DeNAの井納翔一投手(32)の秘打が炸裂した。巨人の先発・内海の投じた内角への難しいボールを、体を縮めて肘から先だけを動かすような奇妙なスイングでライト前へ。この一打でチャンスを広げた横浜DeNAは、続く伊藤光捕手(29)のタイムリーヒットで先制に成功。独特すぎるキャラクターで“ハマの宇宙人”とも称される井納が、そのあだ名にふさわしい“珍打法”で先制点を呼び寄せた。
3位巨人と3.5ゲーム差で迎えた本拠地での直接対決。絶対に負けられない一戦で、横浜DeNAの先発を託された井納が2回にバッティングで見せ場を作った。
2死一塁で迎えた第1打席。ハマスタを得意とする内海が淡々とアウトカウントを稼ぐ中、投手の井納がバッターボックスに入る。2球であっけなく追い込まれ、すんなりとチェンジかと思わせたところから、宇宙人が真骨頂を発揮した。
3球目をファールで粘り、4球目の変化球をしっかりと見送った井納に対して、内海は勝負球として内角への厳しいボールを選択。しかし長身の井納は腕をピタリと胴に固定し、肘から先だけでバットを振る“完全な手打ち”で見事にミートに成功。ふわりと上がった打球はライト前に落ちるテキサスヒットになり、2死一、三塁と自らの手でチャンスを拡大した。
この珍妙なバッティングに、横浜DeNAファンからは「すごいフォームw」「宇宙打ちw」「女の子かな?」といった声が殺到。インタビューなどで不思議なコメントを連発することから“ハマの宇宙人”と呼ばれる井納が、本職のピッチングだけでなくバッティングでも宇宙人ならではの意外性を見せつけた。
この珍打法に調子を狂わされたのか、内海は続く伊藤に甘いボールを痛打され先制点を献上。井納は結果的に見事な“ジエンゴ”となったバッティングの勢いをピッチングにも持ち込み、6勝目を挙げた。
(C)AbemaTV
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