9月14日に行われた横浜DeNA対巨人22回戦の8回、横浜DeNAのパットンが、巨人岡本に与えた死球の判定に激怒、審判への抗議で退場となった。
 雨が降りしきる中で登板したパットンは、連打で1点を失い、なおも1死二塁の場面で岡本を迎えると、カウント0-1からの2球目は直球がややすっぽ抜けたのか、内角高目へ。この投球に岡本はスイングしかけたが、右手親指付近にボールがぶつかった。
 スイング(ファウル)か、死球かという微妙なプレーについて、球審は死球をコール。これに対してパットンはマウンド上で興奮気味にジェスチャーすると、すかさずベンチからラミレス監督がリクエストを要求した。しかし結果はそのまま死球に。改めて死球がコールされると、パットンは激怒し、審判団に詰め寄り、さらにはグラブを叩きつけた。この一連の行動に対して審判からは退場の宣告。球場からは大ブーイングが起きるなど、一時騒然となった。