9月14日に行われた横浜DeNA対巨人22回戦で、横浜DeNAが4対2で競り勝ち、3位巨人とのゲーム差を2.5に縮めた。20年ぶりのリーグ優勝の可能性は消滅したが3年連続Aクラス、CS進出に向けて、なぜか雨の日の強さも見せて貴重な1勝をもぎ取った。
 先発井納が好投すると2回に伊藤のタイムリーで先制。さらに5回には4番筒香、5番ソトが連続アーチを放つなど、5回までに4対0とリードした。ところが7回に大城の4号ソロで反撃されると、井納が緊急降板。8回にはセットアッパーのパットンが1点を失った後に、判定に抗議し退場するなど、大粒の雨が降る中、ドタバタとした試合展開に。それでも9回は守護神・山崎が3人でぴしゃりで2年ぶりの30セーブ。大きな1勝を濡れた手で掴み取った。