15日に行われた横浜DeNA対巨人23回戦は、3対1で横浜DeNAが勝利。3位巨人に1.5ゲーム差と迫り、クライマックスシリーズ進出の可能性を、また一つ手繰り寄せた。横浜DeNA先発の平良は、古巣巨人のエース・菅野との投げ合いを制して4勝目を挙げ、一方の菅野は8敗目(12勝)を喫した。
 この試合、7回に試合の勝敗を分ける一つのプレーがあった。巨人がマギーのタイムリーで1点差に詰め寄った直後、岡本が倒れて2死となり、バッターランナーのマギーを一塁に残して打席に入ったのは阿部。横浜DeNA三上に代わって3番手としてマウンドに上がったエスコバーの初球、152kmのストレートを弾き返した鋭い打球は、ファーストのロペスを強襲した。