稀に見る超大接戦のセ・リーグ3位争いに、横浜DeNAアレックス・ラミレス監督(43)が目をぎらつかせた。9月16日の試合を終えて、3位巨人から最下位の阪神までのゲーム差はわずかに1.5差。4位中日、5位横浜DeNA、6位阪神の3チームがゲーム差なしで並び、逆転Aクラスへの挑戦権を争う構図になっている。
 9月17日に行われる横浜DeNA対阪神20回戦を前にラミレス監督は、対戦する阪神の先発・藤浪について「藤浪はDeNAに強い。阪神にも苦戦しているが、それ以上に藤浪と対戦することには大きな意味がある」と警戒心を強めた。巨人に連勝し、一気に逆転CSへの可能性を高めた横浜DeNA。この勢いで、就任以来苦手としている阪神との2戦も勝ち抜きたいところだ。17日の試合前のコメントは以下のとおり。