9月16日に行われた横浜DeNA対阪神20回戦において、8回の先頭打者だった阪神大山のファウルを、一塁側のファンが素手でダイレクトキャッチし、周囲のファンが沸く一幕があった。

詰まり気味に上がったファウルフライを、横浜DeNAのロペスが追うものの、打球はネットの向こう側へ。これに対して、客席内の通路にいたファン2人が前進し、手前にいたファンがダイレクトでキャッチ。ボールを右手で高々と掲げると、周囲のファンからは拍手も起こった。中継していたAbemaTVでも、視聴者からは「ナイスキャッチ」「アウトでいいだろ」というコメントが相次いだ。
ただ、球場での試合観戦におけるファウルボールは、けがにもつながるだけに注意が必要だ。AbemaTVで解説していた川崎憲次郎氏も「これは痛くないのかな。できる限り、手を引いてくださいね。骨折しますから。グローブ持ってるならいいですけど」と、注意を促していた。プロ野球で行われる硬式球は重量が141.8グラム以上あり、今季からはファンのけが防止で、横浜スタジアムに防球ネットを設けられた。
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