9月16日、神宮球場で熱戦が繰り広げられている六大学野球秋季リーグがAbemaTVで放送され、2試合目の立教大学対東京大学の5回、東京大学の笠原健吾(2年生)が立教大学のエース・田中誠也(3年生)から一時は逆転となる2ランホームランを放った。すると実況を務めていた足立清紀アナウンサーによって、いかにも日本の最高学府・東京大学らしい驚きの打撃練習法が明らかにされた。

 1対0と立教大学1点リードの5回表、1死ランナー二塁の場面。六大学野球春季リーグで7試合を投げ6勝(1敗)、防御率1.16で最優秀防御率を獲得した立教のエース・田中が投じたインコースのボールを、東京大学の笠原が強振。一時は逆転となる2ランをスタンドに放り込んだ。

 その瞬間、球場内は騒然。しかし足立アナは、東大の浜田一志監督の言葉を交えて、春季リーグで貧打にあえいだ東大打線の最新技術を駆使した打撃改善法を語り始めた。

 「春にはよく自虐的に『とにかく点が取れない。2点でも取れれば御の字』と話されていました。しかし現在は、最新のテクノロジーであるVRを駆使したバッティング練習をしているようですね。研究棟もたくさんあるので、データを解析しながら。その結果が、秋季リーグの打撃成績に表れていますね」

 すると、解説を務めていた門倉健氏が「インサイドの難しいボールでしたけど、上手く打ちましたね。そんな話を聞くと、何だか、新しい野球観が生まれて面白い。こういうチームは応援したくなりますね」と、興味津々に語っていた。試合は東京大学の奮闘、“VR打法”も実らず、8対2で立教大学が勝利。実力の差を見せつけた。

(C)AbemaTV

9/17 10:40~ 東京六大学野球2018秋季リーグ戦第2週3日目(立大VS東大 明大VS法大)

東京六大学野球2018秋季リーグ戦第2週3日目(立大VS東大 明大VS法大) | 無料のインターネットテレビはAbemaTV(アベマTV)
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出演者は、スカウト解説:菊地敏幸、実況:足立清紀です。