9月15日からスタートした六大学野球の秋季リーグ。この開幕を前に発表されたのが、日米のプロ野球で活躍した小宮山悟氏が来年から母校・早大の野球部監督に就任するというニュースだ。慶応野球部は元近鉄の大久保秀昭監督が率いていることから、伝統の早慶戦は「元プロ野球選手監督による対決」になる。これに元阪神スカウトで井川、赤星、鳥谷といった選手を担当した菊地敏幸氏は「六大学のレベルが上がってほしい」と期待をかけた。

菊地氏は9月17日に行われた六大学野球秋季リーグで、AbemaTVの中継に解説として出演。同じく解説を務めたことがある小宮山氏が、来季から早大野球部の指揮をとることについて「最後はアマチュアに恩返しということでしょう」とし、「あれだけの実績と理論を持っている方ですから、プロから投手コーチとか、いろんな話はあったと思うんですけど、早稲田に恩返し、六大学に恩返し、アマチュア野球に恩返しということで、応援したくなりますね」と歓迎した。
期待するのは2015年以来、優勝から遠ざかっている早大野球部の復活だけではない。「他の大学も負けないぞとなって、全体のレベルが上がってほしいですね。高いレベルの野球がみたいし、東京六大学が大学野球の頂点として、引っ張っていくという気概を持ってほしい」と、小宮山監督が誕生することで、これまで以上に注目度が上がる六大学野球全体のレベル向上を願っていた。
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