＜大相撲秋場所＞◇十三日目◇21日◇東京・両国国技館
大関・豪栄道（境川）が横綱・鶴竜（井筒）を押し出しで破って2敗を死守。優勝戦線に踏みとどまる11勝目を挙げた。一方の鶴竜は3敗目、優勝戦線から脱落した。
立ち合い、張り差しからの一気の押しで勝負を決めた豪栄道。館内は電光石火の勝利に沸き、座布団が乱舞した。
AbemaTVで解説を務めていた元関脇・寺尾の錣山親方は「豪栄道が鶴竜に勝つ時は立ち合いの張り差しが多い。今日も張るのかな？ と思っていましたが、やはり張りましたね。禁止ではありませんが、私も昔、自分より番付上位に張って、ぶん殴られたことがあります。度胸がありますね」と話し、取組の解説に加えて、裏話も披露していた。
