東京・新宿区の新潮社近くにある看板に24日、ある落書きがされているのが発見された。新潮文庫のキャッピコピー「Yonda?」という文字の上に「あのヘイト本、」と書き加えられ、合わせると「あのヘイト本、Yonda?(読んだ?)」と読むことができる。
ヘイト本とは、人種や民族、性の在り方などに対する差別や侮辱を内容とする書籍のこと。「あのヘイト本」は、新潮社の月刊誌『新潮45』を指しているとみられる。『新潮45』を巡っては、自民党・杉田水脈議員の「LGBTの人たちは『生産性』がない」という論文を掲載したほか、最新号では杉田議員を擁護する特集「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」を組み批判が高まっていた。