これが“麻雀IQ220”と称される男の決断力だ。10月25日に行われたプロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2018」。その2回戦のオーラスで、EX風林火山の勝又健志(連盟)が“究極の2択”を迫られた状況で見事に正答を導き出して倍満をアガリ。麻雀ファンの度肝を抜いた。
上位4チームの対決となったこの日の2回戦。南4局を迎えた段階で、勝又の持ち点は-4400点の4着と非常に苦しい状況だった。9300点で3位の赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦)とは1万3700点差。ラス回避のためには村上への満貫直撃か跳満以上のツモアガリが求められる1局で、非常に難しい2択が勝又に突き付けられた。