10月26日、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2018」でついに初の役満・国士無双が飛び出した。歴史に残るこの役満をアガったのは、KONAMI麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人(連盟)。この日はパブリックビューイング開催日ということもあり、アガリを決めた瞬間には麻雀ファンの大歓声が会場に響き渡った。
この日の1回戦、開幕から通算で31回戦目の南1局1本場。トップ目で親番を迎えたセガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)が好配牌を手に入れ、このまま一気に突き放そうかという場面だった。配牌に恵まれなかった佐々木と赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦)の2人が国士無双を狙っていくものの、現実的にはなかなか厳しい流れ。魚谷は序盤で早くもイーシャンテンとなり、中継の解説を務めるEX風林火山の滝沢和典(連盟)も「魚谷が勝負を決めてしまいそうですね」と語っていた。