ヤクルト、巨人、阪神で活躍した明大OBの元プロ野球選手・広澤克実氏（56）が、10月28日に行われた六大学野球秋季リーグの早慶戦について「見るのは初めて」と、まさかの初観戦だったことを明かした。
広澤氏は同日、AbemaTVの中継に解説として出演。これまでのリーグ戦でも多数出演し、野球に関する様々な知識を披露してきた。毎回、リーグ戦の最後に行われる早慶戦についても「これだけ六大学野球を盛り上げてきたのは、早慶であることに間違いない」と、明大OBながら、人気を牽引してきた両校をたたえていた。ところが選手としても六大学野球で活躍していた同氏だが、実際に早慶戦を見たことがなかった。試合も中盤に差し掛かったころ、ふと思い出したように「おれ、早慶戦見るの初めてだ」と語ると、中継席でも驚きの声が挙がった。
この日の広澤氏も、六大学における知識をしっかりと紹介。人気面については「早慶戦がちょっと下火になった時、（立大に）長嶋茂雄という人間が入ってきて、また盛り上がった。その時は球場に入れなかったくらい」と、六大学野球全盛期について語り出すと、その後も「田淵幸一、山本浩二、星野仙一ね」と、後にプロ野球でもスター選手として活躍した選手たちが、次々と六大学野球に登場してきたことを説明した。
東京六大学野球は1925年からスタート。プロ野球は11年後の1936年で、当時は大学野球が圧倒的な人気を誇っており、注目の試合ともなれば、ファンが徹夜で並んでチケットを買い求めることもあった。
（C）AbemaTV
▶10/29（月）12:40～ 【運命の最終戦！優勝決定試合！早慶戦】東京六大学野球秋季リーグ早慶戦3日目
