＜大相撲九州場所＞◇十四日目◇24日◇福岡・福岡国際センター
九月場所に3勝12敗と大きく負け越し、今場所十三日目に復活を期す勝ち越しを決めたばかりの前頭十二枚目・遠藤が、前頭十枚目・佐田の海（境川）に一方的に寄り切られて6敗目を喫した。
遠藤が左四つ、佐田の海が右上手で互角の立ち合いを見せた両者だったが、次の瞬間に均衡は崩れ、佐田の海がまさに電車道で遠藤を寄り切った。
AbemaTVで解説を務めていた元前頭・若兎馬は「佐田の海は上手を引いてから休まずに攻めましたね」と佐田の海を称賛する一方、遠藤については「右を探っている間に一気に持っていかれましたね。ただ、そう簡単に持っていかれる力士ではないのですが」と驚きを隠せない様子だった。
まさかの結末に遠藤ファンからは「どうした、遠藤！」「嘘だ！」「こんな相撲見たくない」など、悲鳴のようなコメントが多数寄せられていた。
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