「疲れていると動いて見える」という画像が今ネットで話題になっている。
 実際に画像を見てみると、左側の球体や中央の柱のような部分、後ろの壁面が動いているように見える人もいるだろう。しかしこれらは目の錯覚で、決して画像は動いていない。
 Twitterでは「疲れていると動いて見える」と話題を呼んでいるが、この説は本当なのだろうか? 立命館大学 総合心理学部の北岡明佳教授に疑問をぶつけてみると「そのような証拠はこれまで知られていない」といい、「むしろストレスがかかると眼球運動が抑制されることで、逆に錯視が起きにくい感じがする」との回答だった。