Mリーグ機構は、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2018」12月17日の1回戦に出場する4選手を発表した。長丁場に見えたリーグ戦も、今週で2018年は最終週。年が明ければ、残り日程は約1/3と、一気に終盤戦へと突入する。渋谷ABEMAS多井隆晴(RMU)は、ここのところチームメイトの2人がなんとかチームを活気付けようと、1日2試合のフル出場に挑戦し、トップ・ラスでポイント微増が続いている。ここはリーダーが会心のトップで、再び上位争いに食い込みたい。一時期は一気にマイナスポイントを減らしたKONAMI麻雀格闘倶楽部だが、現在は6位にやや差を離された最下位。1日2勝で100ポイント以上は獲得できるだけに、この日出場する前原雄大(連盟)にも期待がかかる。現在、ファイナルシリーズの当落線上にいるのが4位のU-NEXT Pirates。ネット麻雀の雄・朝倉康心(最高位戦)が活躍すれば、プラスポイント復帰も見えてくる。2位の赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦)は、下位の3チームを圧倒して、さらにリードを広げられるか。
【12月17日1回戦】※通算89回戦
赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦)※個人17位 ▲108.8
KONAMI麻雀格闘倶楽部・前原雄大(連盟)※個人16位 ▲106.8
渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)※個人3位 +116.5
U-NEXT Pirates・朝倉康心(最高位戦)※個人10位 +1.4
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
【12月14日終了時点での成績】
1位 EX風林火山 +268.5(50/80)
2位 赤坂ドリブンズ +147.2(50/80)
3位 TEAM雷電 +90.4(52/80)
4位 U-NEXT Pirates ▲50.7(50/80)
5位 渋谷ABEMAS ▲75.7(50/80)
6位 セガサミーフェニックス▲104.6(48/80)
7位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲275.1(52/80)
◆大和証券Mリーグ2018 7チームが各80試合を行い、上位4チームがプレーオフに進出するリーグ戦。開幕は10月で翌年3月に優勝チームが決定する。優勝賞金は5000万円。ルールは一発・裏ドラあり、赤あり(各種1枚ずつ)。また時間短縮のために、全自動卓による自動配牌が採用される。
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