表参道駅からほど近い、東京・南青山に建設が計画されている児童相談所などが入る施設について15日、港区は大規模な住民説明会を開いた。
 住民からは、「比較検討された資料を開示していただきたい。私ども納税者です。港区民を愚弄するんですか」と建設地決定の経緯の説明を求める声や、「(私は)億を超える投資をして南青山に(家を)建てた。南青山は自分でしっかりお金を稼いで住むべき土地であると思う。青山のブランドイメージ、ビジョンをしっかり持って守って世界に発信して、日本でも素晴らしい土地にしてほしい。土地の価値も下げないでいただきたいと思う。この地域は、みなさん子どもの習い事をたくさんしていてレベルも高い。その(施設の)子たちが来るとなった時にとてもついてこられない。(子どもが)とてもつらい思いをするのではないか」と土地の価値低下や子どもへの影響を懸念する声も。