＜大相撲初場所＞◇十三日目◇25日◇東京・両国国技館
前頭九枚目の遠藤（追手風）が前頭五枚目・碧山（春日野）に突き落としで敗れて４敗目（９勝）を喫した。
立ち合い碧山の激しい諸手突きに負けて遠藤の顔が上がった次の瞬間、碧山が一転して引いて遠藤を土俵に這わせた。
AbemaTVの中継で解説していた元関脇・北勝力の谷川親方は「碧山の突きが強いということもありますが、遠藤の右足が滑ってバランスを崩しました。そこで碧山が引きましたね。また遠藤の顎が上がっていたので突っ張られたときに脳震盪気味になったのかもしれません」と話した。
なお遠藤が負けたことにより、２敗の横綱・白鵬（宮城野）、関脇・玉鷲（片男波）を追う３敗力士は関脇の貴景勝（千賀ノ浦）ただ一人。白鵬と貴景勝の両者は、本日の結びで直接対決を迎える。
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