＜大相撲大阪場所＞◇十日目◇19日◇エディオンアリーナ大阪
横綱・白鵬（宮城野）が、関脇・玉鷲（片男波）を突き落としで下し、ただ1人初日からの10連勝を飾った。
先場所優勝の玉鷲と五分の立ち合いを見せたが、一瞬のいなしから玉鷲に後ろを取られる展開に。普通であれば、そのまま送り出されてもやむなし、という状況だったが、すぐさま体を反転させて向き直ると、慌てた玉鷲を逆転の突き落とし。八日目にも栃煌山戦で、同じように後ろを取られるシーンがあったが、その時も逆転勝ちと、類まれなる身体能力、適応能力を見せた。
AbemaTVで解説を務めた元小結・旭道山は「実力とか運とかいうレベルじゃない。諦めない。まだまだって感じですよね。瞬発力に、勝負を諦めない姿勢。見習うべきです」と大絶賛。視聴者からも「なんであの体勢になって勝てるんや…」「マジで身体能力高すぎ」と驚きの声が相次いでいた。
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