菅義偉官房長官と東京新聞の望月衣塑子記者との激しいやりとりに端を発した官邸の記者会見をめぐる問題。先週、記者やジャーナリストが官邸前でデモを起こすまでに発展している。今年2月、ある女子中学生が署名サイトを使って望月記者への支援を呼びかけると、1か月足らずで約1万7000人分の署名が集まった。
 そんな女子中学生の行動に注目した『ハフポスト日本版』が取り上げ、さらに脚光を浴びると、ネット上では批判が急増。女子中学生のものとされるTwitterアカウントの投稿時間などが解析され、中学生が授業中にもかかわらずツイートしているのはおかしいとして「あんた中学生じゃないやろ」「なりすまし中学生」、さらには「死ねよゴミ」といった誹謗中傷が殺到した。また、東日本大震災に関する投稿に対しても「震災発生時6歳の子供がそんなことを知っているはずがない。大人がなりすましている」といったリプライで埋め尽くされることになった。