国連は20日、2019年版の「世界幸福度ランキング」を発表した。日本は58位で、去年の54位から後退した。
 156の国と地域で各3000人を対象に行われ、「1人当たりの国内総生産(GDP)」「健康寿命」「社会的支援の充実」「自由度」「腐敗度」「寛容さ」の6項目から分析されている同調査。トップはフィンランドで、デンマーク、ノルウェー、アイスランドと北欧諸国が続く。日本は過去最低の58位で、健康寿命は2位、GDPは24位と上位だったものの、自由度は64位、寛容さは92位と足を引っ張った。