
話は圭太郎さんに戻る。圭太郎さんはバリアフリーの2LDKの部屋で一人暮らしをしている。夜になるとヘルパーが自宅に来て、食事や洗濯、着替えなど身の回りの世話をしてくれることになっている。棚に置かれた携帯電話を手に取っては、思うように操作できず床に落としてしまう圭太郎さん。聞けば、障がい者専門の派遣型風俗店に「女の子をお願いしている」のだという。
しばらく待つと、部屋のインターホンが鳴った。部屋に入って来たのは介助資格を持った男性スタッフと、女性風俗嬢の二人。介助スタッフは準備を整えると、二人を部屋に残して出て行った。圭太郎さんたっての希望により、その様子をモニターで見ていた元日経新聞記者で作家の鈴木涼美氏(35)は「障がい者の動きが遅いというのはあるが、健常者と変わらない」と感想を述べたが、90分で1万8000円という料金については「今の風俗単価だと性介助としては高額すぎるため、福祉のサービスと捉えるとやはり高額。人によっては売春を合法化することで風俗嬢や性介助スタッフも含めて立場を向上させ、成り手を増やそうと活動している人もいる。普通の店舗型の風俗に介護スタッフと一緒に行くのは抵抗があるとか、誰かに連れて行ってもらわなければならないとなると、親に介護をしてもらっている人であれば、親に『今から風俗に行く』と言わないといけない。細かい需要というのは、色んな形態にある」と話した。
最後に圭太郎さんは「隠されていることが多い。オープンになることがいいとは思わないし、無理にオープンにする必要もないけど、隠す必要もない」と話す一方、「障がい者の性について相談できる人がいない。介護の人でもその教育を受けていない人が多い。男性として普通に性欲があり、普通に処理していることを知って欲しかった。タブー視することで情報も理解も閉ざされてしまう。特別視して欲しくない」と取材を受けた本音を明かした。
(AbemaTV/『Abema的ニュースショー』より)
(C)AbemaTV
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