ワイプ被りに誤訳…「新元号」会見で注目を浴びた“手話通訳”の奥深さ 「方言、若者言葉、敬語、下ネタ」まで幅広く 2019/04/09 09:50 拡大する 1日に菅官房長官が行った新元号発表会見。その中継では菅官房長官が掲げた新元号「令和」の額に手話通訳のワイプ画面が被さったり、令和を「めいわ」と誤訳したりしたことが話題となり、手話通訳士の仕事が改めて注目を集めた。 政府の会見に手話通訳士を伴うようになったきっかけは、2011年3月に発生した東日本大震災。発生の2日後から政府の会見に同伴するようになった手話通訳士は、聴覚障がい者に対して緊急情報を余すことなく伝えるなど活躍した。連日のように会見が行われた当時は、いつ何時、会見が行われてもいいように、手話通訳士はスーツ姿で宿泊、スタンバイしていたという。 続きを読む