明晰な頭脳によって導かれた打牌と解説から「麻雀IQ220」さらには「麻雀軍師」と呼ばれるEX風林火山・勝又健志(連盟)が、Mリーグの発展をさらに目指そうと、ファンとの交流を学ぶために、SKE48須田亜香里の“神握手”を体験した。その破壊力に思わず「これは確かに…!」と経験したことのない感覚に、滝のような汗を流して撃沈した。
勝又は小学生のころに父の影響から麻雀を覚え、中学から大学まで早稲田で過ごしたエリート組。麻雀においては、チームメイトの滝沢和典(連盟)からも「とにかく麻雀に関しては真面目で、対局が終わって戻ってくると、勝っても負けてもずっと反省している。20年前くらいからそう。クソ真面目って言葉が合っていると思います」と、その熱心さには脱帽するばかりだ。
自らのプレーのみならず、分かりやすい解説も勝又の評価が高いポイント。解説の研究は自己流で、麻雀ニュース番組「熱闘!Mリーグ」の密着を受けた際には、待ち合わせ場所で麻雀ではなく、ラグビー中継の動画を見ていた。その理由は「解説の勉強になるから。僕が知らない競技を見て、知らない人に伝わる解説の参考にしている」。10年も前から、このような研究を積み重ねてきたという。
麻雀に対しての姿勢は、非の打ち所がない勝又だが、本人には悩みがある。Mリーグに参加したことで、よりファンへの恩返しをしたいという気持ちが強まったが、そのやり方が「麻雀しかしてこなかったので」わからないのだ。そこで向かったのは、ファンサービスでは「神対応」と言われ、同番組のレギュラーアシスタントを務めるSKE48須田亜香里の楽屋。握手会でも高い人気を誇る、須田の“神握手”を体験し「他の娘好きになっちゃダメですよ☆」と語りかけられると、思わず「クハッ!」。続けて「これは確かに…ありがとうございます!めっちゃ緊張してます」と語ると、額からは滝のような汗を流していた。

さらに須田から写真つきのSNS投稿を増やしてはどうかとすすめられると、ここでも真面目に都内の撮影スポットを巡り、ぎこちないながらも写真を撮影。「麻雀の面白さを多くの人に知ってもらえて、たくさんの人がやってよかったな、見て面白いなと思ってもらえるとうれしいです」と、今後の麻雀業界、Mリーグの発展と力を尽くす努力を重ねるという。来秋に開幕するまで、勝又がどんなファンサービスを習得するかも、チェックポイントの1つになってきた。
(C)AbemaTV
この記事の画像一覧