格闘リアリティショー『格闘代理戦争』のシーズン4は、K-1の団体戦という新形式で行なわれている。チーム4人のうち3人が試合に出場、勝った選手が続けて闘う「抜き試合」の団体戦だ。K-1のトップ選手たちがトライアウトとドラフトでチームを編成し、4月27日に1回戦を実施。予想を超える熱戦となった。
 芦澤竜誠率いる「芦澤一家」は、久保優太の「久保ファミリー」と対戦し、文字通り一進一退。芦澤一家の先鋒、ドラフトで久保ファミリーと競合した稲垣柊がKO勝利するも、そこからは勝った選手が次戦で負けるという展開が続く。それだけ、連続での試合は過酷なのだ。しかし、久保ファミリーの大将である此尾昴希が最後に2連勝を飾る。ボクシング出身の此尾だが蹴り技も使いこなし、芦澤一家の大将・中澤誠弥との闘いではハイキックでアゴを折り、判定ドローながらドクターストップでチームの勝利を決めた。