「歩行者優先の道路環境へ整備を」娘の交通事故死を機に信号の整備を訴えた遺族に聞く 2019/10/24 08:08 拡大する 滋賀県大津市で保育園児の列に車が突っ込んだ事故を受け、自動車運転や道路環境についての議論も広がっている。 「やはり娘の存在が私の活動の支えだ。16年が経つが、私の心の中に今でも娘は残り続けていて、生き続けている。娘のことを無駄にしないためにも、何をするべきなのか日々考え続けている」。そう話すのは、2003年に交通事故で娘の命を奪われた佐藤清志さんだ。当時6歳だった佐藤さんの長女・菜緒ちゃんは、幼児用自転車に乗って母親と横断歩道を青信号で横断中、左折してきた大型トラックにひかれて即死した。トラックは100mほど進んだところで停車。 続きを読む