12日に東京・両国国技館で初日を迎える大相撲夏場所を前に、先場所7勝8敗と負け越すも、今場所も小結として臨む御嶽海(出羽海)が取材に応じ、新元号になっても変わらぬ“御嶽海節”を披露した。
まず、昨年11月場所での怪我の影響も残り不調に終わった先場所。気になる怪我の具合については「特に問題なく、自分のペースでやっていけている。順調です」と笑顔をのぞかせた。新元号・令和として迎える初めての場所となるが、そのことについては「令和になるので、自分の名前を刻めるように、覚えてもらえるように一生懸命頑張りたい」と力強く抱負を語った。
先場所、御嶽海とは対照的に好成績で大関昇進を決めた貴景勝(千賀ノ浦)について問われると「強いですよ。あの身体を存分に発揮している」と評価するまでは良かったが、続いて「小さくて、ぷくっとして。タンクみたいですね(笑)」と独特の言い回しを披露。
さらに米大統領のトランプ氏が観戦予定であることについては「発言してくれるだけでも、経済効果じゃないけど、相当注目度は上がる」と話すと「この際だから、幕内の全取組に1本ずつ“トランプ賞”をかけてもらうことに期待しています」と“御嶽海節”を炸裂させ、仰天プランを提案。そんな御嶽海は今日、横綱・鶴竜(井筒)との一番で初日を迎える。
(C)AbemaTV
5/12 16時~ 大相撲LIVE 夏場所(幕内前半)1日目[初日]