<大相撲夏場所>◇九日目◇20日◇東京・両国国技館
6勝同士の対戦となった前頭十四枚目の炎鵬(宮城野)と十両筆頭・豊ノ島(時津風)の一番。過去の対戦成績は炎鵬の3戦全勝だ。
立ち合い、激しく真っすぐに身体をぶつけていった豊ノ島に対して、瞬時に右に変化した炎鵬は左からの叩き込みで豊ノ島を土俵の下に転がした。
AbemaTVで解説を務めていた元前頭・玉飛鳥の熊ケ谷親方は「豊ノ島はしっかり当たって前に出ました。そこは負けたとはいえプラス。一方の炎鵬は諸手で突いて、すぐいなしました。豊ノ島もついて行けませんでしたね」と解説した。