<大相撲夏場所>◇十四日目◇25日◇東京・両国国技館
十三日目に関脇・栃ノ心(春日野)を下して2敗を死守した前頭八枚目・朝乃山(高砂)が大関・豪栄道(境川)を寄り切って2敗を死守。結びで横綱・鶴竜(井筒)が敗れた結果を受け、初の賜杯を手にした。
立ち合い左の上手を取った豪栄道だったが、胸を合わせた朝乃山が上手を取り返すと、体を入れ替えて豪栄道を寄り切った。
AbemaTVで解説を務めていた元小結・智ノ花の玉垣親方は「朝乃山は上手が取れなかったが、上手を取った直後に体を入れ替えました。豪栄道も左が切れましたね」と話し、朝乃山の上手の引きつけが勝因だったと解説した。